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住宅ローンでおまとめローン?二者の関係性とデメリットをFPが考える

住宅ローンの審査が通過できない!!
どうしたらいいの???

住宅をどうしても借りたい、でも他の借り入れがあって審査に通過できるか心配という人は、住宅ローンの借り入れ前におまとめを行うことをおすすめします。
独身時代にしていた借金が原因で、結婚後に住宅ローンに通らずに夫婦仲が悪化してしまったという話は珍しい話ではありません。
住宅ローンの審査に影響しないために、住宅ローンとおまとめの関係性を徹底解説します。

1.住宅ローンでおまとめはできない

返済金を減らしたくても住宅ローンはまとめれないクマ!


住宅ローンは住宅の購入や新築や、借り換えのためだけのローンです。そのため、住宅の購入新築、登記費用などといった住宅関連の費用以外には1円も使用することができません。
複数のカードローンなどの他債務があり、返済金を減らしたいからといっても住宅ローンでまとめることはできません

最初にこの点だけは理解しておきましょう。

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2.住宅ローン審査では他債務が問題となる

住宅ローンの審査は個人ローンで最も厳しい審査クマ!


住宅ローンの審査は個人が借りるローンとしては最も厳しい審査です。
審査の過程で、最初に行われる審査は個人信用情報の審査です。
個人信用情報では主に以下の3つを審査して「お金を貸しても大丈夫な人かどうか」を審査します。
①自己破産、債務整理、個人再生、代位弁済、長期延滞などの金融事故といわれる事故情報がないか
②他からの借入金の金額と件数はどの程度か
③クレジットカードや借入金の返済状況

①で事故情報が見つかった場合には審査に通過できません。また、②で消費者金融からの借り入れが複数あったり、すでに他かかの借入金が2本から3本程度ある場合にも審査通過は難しくなります。③で1年以内に遅れが複数回あると審査通過が厳しくなります。
今回問題となるのは②の他債務の件数です。2本から3本程度あると審査通過は難しくなります。
そのため、住宅ローンの申し込み前には複数の借入金を1つにまとめておく必要があるのです。

3.多重債務者は審査に通過できない

銀行系カードローンが2本以上あれば審査はマイナス!


一般的に他からの借入金が3本以上ある人のことを多重債務者といいます。また、個人が借りることができるローンの中で審査難易度最難関の住宅ローンでは消費者金融からの借り入れがあるというだけで印象がよくありませんし、銀行系カードローンでも2本以上あると審査には必ずマイナスになります。
とにかく、借入件数が多ければ多いほど審査にはマイナスとなってしまいますので、住宅ローンの借り入れ前には借入をまとめておく必要があるのです。
では、どのような借入が住宅ローン審査の際には他債務とカウントされてしまうのでしょうか?

4.返済比率にはカードローンの枠も他債務として考慮されてしまう

限度額100万円のカードローンを所有しているだけでもダメクマよ


使用してないカードを所有
しているだけでもアウト??

住宅ローン審査の個人信用情報の照会では、他債務がどの程度あるかを調べ、返済比率も計算されてしまいます。
この際に、借入をおこなっておらず、借入枠だけ所有しているカードローンも他債務としてカウントされてしまいます。
限度額100万円のカードローンを所有しており、1円も借りていなくても、住宅ローン審査の際には100万円の他債務があるとカウントされてしまうのです。
カードローンは限度額の範囲内では今日にでもお金を借りようと思ったら借りることができてしまうため当然といえば当然です。

5.住宅ローン借り入れ前に行うこと

複数のローンをまとめることでメリットがあるクマよ!!


おまとめローンには以下の3つのメリットがあります。
①借入件数が減る
住宅ローン審査の際に他債務の件数が多いと大きく不利になります。おまとめを行えば審査にはプラスになります。
②返済額が減る
ローンは借入本数に比例して、毎月の返済額が大きくなります。おまとめを行うことによって毎月の返済額が減少すれば、住宅ローンの審査の際に重要となる返済比率がおまとめ前より低い比率に収めることができます。
③利息負担が少なくなる
カードローンなどは借入金額が少ないほど金利が高いものです。利息制限法という法律では金利は以下のように決まっています。
10万円未満:20.0%
10万年以上100万円未満:18.0%
100万円以上:15.0%
このため、数十万円の借り入れが複数あり、トータルで100万円を超える場合には、金利は最高でも15.0%以下には下がることとなります。
複数のローンをまとめることでおまとめ後の金利が低減するというメリットがあります。

返済に遅れがなければ審査には影響がない
おまとめによって、借入件数が減少し、返済比率も住宅ローンの基準内に収まるような場合には、既存債務の返済状況に遅れさえなければ特段審査には影響ありません。
おまとめによって、多重債務状態の解消と、返済額の軽減を図ることができれば、おまとめ前よりも住宅ローンの審査通過可能性はぐっと高くなります
過去返済に遅れがある場合には、過去24か月返済履歴が残ってしまいます。
最後の遅れから24か月経過してから申し込みを行ったほうがより審査通過の可能性はより高くなります。

返済比率からいくらの借り入れができるか考えよう
住宅ローンには、返済比率という考えがあります。年収に対していくらの年間返済金の割合がどの程度かを示す指標です。
返済比率は各社25%~35%以内と決まっているのが相場です。
年収500万円の人が返済比率30%住宅ローンを組む場合には他の債務も合わせて年間返済額が150万円となるようにローンを組まなければなりません。

すでにおまとめローンの返済額が年間50万円ある場合には150万円-50万円=100万円の年間返済額しか許容されません。
年間返済額から借入可能額は以下のサイトで簡単に求めることができます。
http://yasutake.b.la9.jp/loan/cgi_kariire.htm
この場合、期間30年、金利1%として計算した場合には、借入可能額は約2,580万円となります。
簡単に計算できますので、ご自身の状況に合わせてぜひお試しください。

住宅ローンの借り入れ前におまとめを行うことをすることで審査に通る可能性がぐっとあがります。 銀行系カードローンでも2本以上あると審査には必ずマイナスになります。限度額100万円のカードローンを所有しており、1円も借りていなくても、住宅ローン審査の際には100万円の他債務があるとカウントされてしまうのです。 ローンは借入本数に比例して、毎月の返済額が大きくなります。複数のローンをまとめることでおまとめ後の金利が低減するというメリットがあります。しっかりまとめてから住宅ローンの審査をしてもらいましょう!

 

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このページでわからない点があれば教えて下さい、住宅ローン牧場のFPが確認後回答致します。








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