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引受基準緩和型医療保険、普通の保険と比較して何が違うの???

はじめに
最近巷で耳にする「引受基準緩和型医療保険」、別の言い方では「限定告知型医療保険」等とも呼ばれるもので、皆さんもCMや雑誌等で一度は目にしたことがあると思います。


アフラックのもっとやさしいeverなどが有名ですね。

医療保険そのものについては、皆さんもよくご存知のことと思いますが、ケガや病気で入院をしたり、手術を受けたりした場合に、あらかじめ決めておいたお金を受け取ることができるというものです。その医療保険に「引受基準緩和型」という言葉が付くと、普通の医療保険とどのような違いが出てくるのでしょうか。今回は、この引受基準緩和型医療保険について、その特徴や普通の医療保険と比較してのメリット、デメリットなどをお伝えできればと思います。

引き受け規準の緩和。メリットやデメリットについて詳しく知りたい。保険料は上がる?


引受基準の緩和って?
まずはじめに、この保険の最大の特徴とも言える「引受基準の緩和」についてお伝えしたいと思います。
我々が保険に入ろうとする時、その一連の手続きの中で、自分の身長や体重、その時の健康状態、過去の病歴等について保険会社にありのままを申告する義務があります。(告知義務と言います。)その申告の内容によって保険会社は、その人を保険に入れても良いかどうかの判断をします。この保険に入れるか否かの基準のことを「引受基準」と言い、保険会社によってその内容は様々です。「引受基準の緩和」とは、その保険には入れるかどうかのハードルを低くすることにより、持病をお持ちの方や、健康に不安のある方でも保険に入りやすくするということなのです。

どれくらい緩和されてるの?
普通の医療保険では体の状態を申告する日から遡って、5年以内の病歴や治療歴を申告しなければなりませんが、例えば下記のような質問事項があります。

逆に言えばこれらの緩和事項に該当する方は引受規準緩和型を選ぶ必要性があるということ


・過去5年以内の医師の診察、検査、治療、投薬について
・過去5年以内の入院について
・過去2年以内の健康診断の結果について
・最近3ヶ月以内の医師の診察、検査、治療、投薬について
・障がいを持っているかどうか
・女性の場合、妊娠しているかどうか

これらの質問事項で申告しなければならないことがあれば、さらに詳しく、治療の内容や期間、治療を受けた医療機関名等を答えていく必要があります。
それでは、「引受基準緩和型」の質問事項はどのようになっているでしょうか。ある保険会社を例に見てみましょう。

・今後3ヶ月以内に、入院または手術の予定がある。
・過去5年以内に「がん、上皮内がん、肝硬変」のいずれかで、医師の診察、検査、治
療、投薬、または入院、手術を受けたことがある。
・過去2年以内に、病気やケガで、入院したことまたは手術を受けたことがある。

以上の3つです。かなりシンプルになっていますよね。上記3つの質問事項が全て「いいえ」であれば、持病を持っていらっしゃる方でも、医療保険に申し込むことができるんです。普通の医療保険の告知事項と比較して、質問がかなり絞られているのが分かると思いますが、告知事項を限定しているので「限定告知型」とも呼ばれるというわけなんです。他の保険会社の告知事項を見ても、大体3、4つの質問に答えるだけで良いというのが多いようです。
これなら、医療保険に入ることができる人の枠が、かなり大きくなりますよね。

引受規準緩和型を上手に使って万が一の事態に備えておきたい


引受基準緩和型のメリット・デメリットは?

さてここまで、そもそも引受基準の緩和とはどういうことなのか、そして具体的にどれくらい緩和されているのか、ということを見てきました。ここからは引受基準緩和型医療保険のメリットとデメリットについてお伝えしていきたいと思います。

引受基準緩和型のメリット、それはやはり健康に不安のある方でも入りやすくなっていること、この一点に尽きると思います。これまでの引受基準で保険に入ることができなかった方々も、引受基準緩和型の登場によって、将来の病気の不安に対して一定の対策を打つことができる、この安心感を得られることが非常に大きなことなのではないかと思います。

 一方で、引受基準緩和型医療保険には、いくつかのデメリットがあることも事実です。それは大きく保障内容に関わる部分と、コストに関わる部分の二点に分けることができます。
まず保障に関わる部部についてですが、引受基準緩和型医療保険は加入してから1年間は、入院給付金等の給付額が半分になってしまいます。

つまり、入院1日あたり5000円という内容で加入をしていた場合、加入後の1年間に入院した場合は、入院1日当たり2500円の給付しか受けられないということになります。これは手術給付金等も一緒で、やはり加入から1年間は、その給付額が半分になります。加入後1年経過後は、契約した内容を満額で受けることができるようになりますが、それまでの入院については、給付額が半分になることはよく理解をしておくべきでしょう。

 さらに保障内容について、契約の段階で選べる特約が少ないということもデメリットに挙げられると思います。もともと引受基準緩和型の医療保険は、ご自身の健康に不安のある方が加入するものなので、普通の医療保険に比べて、保障内容が限定的になるということが多いようです。どれくらい限定的になるかは保険会社にもよりますが、三大疾病に対して手厚く保障する特約が付けられなかったり、通院を保障してくれる特約がつけられなかったりします。
引受基準緩和型医療保険を選ぶ際は、自分に必要な保障内容をしっかり吟味して、その保障を得ることのできる商品を選ぶべきでしょう。

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引受基準緩和型医療保険のシミュレーション例

次にコスト面でのデメリットですが、引受基準緩和型医療保険は、健康に不安のある方々に保障を提供するという特性上、普通の医療保険に比べて保険料が割高です。下記の試算結果をご覧ください。

【試算条件】
50歳 男性 保険期間:終身 保険料払込期間:終身 入院日額5000円 通院特約無し

普通の医療保険     月々の保険料:3015円
引受基準緩和型医療保険 月々の保険料:4470円

いかがでしょうか。引受基準緩和型は普通の医療保険に比べて、1.5倍近い保険料になっていますよね。もちろん保険会社や試算条件によって、月々の負担の差は変わってきます。ちなみに同じ条件で、年齢だけ30歳にして試算してみたところ、普通の医療保険が月々1510円のところ、引受基準緩和型は2940円となり、約2倍の保険料になってしまいました。保険は長い期間、保険料を払っていくことが多いので、長い目で見ると、この負担の差は大きなものになるのではと思います。
ただ最近では、決められた期間に入院が無い場合等に、それまで支払った保険料が返ってくるタイプの保険がありますので、保険料負担が気になる方は、そのような商品を選ぶことを検討してみても良いと思います。

引受基準緩和型医療保険のまとめ

さて、ここまで引受基準緩和型医療保険について、その特徴やメリット、デメリットについて書いてまいりました。この保険は持病をお持ちの方や、過去入院した経験のある方々には、力強い味方になってくれる保険です。一方で様々な面で、普通の医療保険に比べて不利な点があるということも見逃せない事実です。これらの点を踏まえて、これから医療保険に加入することを検討される方々は、まず普通の医療保険に加入することを考えたほうが良いと思います。
自分では不安に思っていることでも、保険会社の診査基準ではそれほど重視されないこともありますので、まずは普通の医療保険に加入申込みをし、それが叶わなかった時にはじめて、引受基準緩和型医療保険へ加入することを検討する、という順番で手続きを進めることをおすすめします。

我々が生活をしていく上で、身体にまつわる不安は様々にありますが、全ての心配事に保険で対応していくということは、現実的に無理があります。保険への加入を考える際には、自分の不安の種がどのようなところにあるのかを把握し、国や会社の健康保険を活用することを前提に、それで足りない部分を民間の医療保険でカバーしていく、というような考え方で保険を選んでいくと、保障内容的にもコスト的にも、無理・無駄の無い合理的な保険に入ることができると思います。

最後に、余談にはなりますが、最強の引受基準緩和型医療保険をご紹介して終わりにしたいと思います。それは「無選択型医療保険」と呼ばれるもので、保障の内容等に制限がありますが、現在治療中の方でも保険会社へ健康状態の申告を一切することなく、保険に加入できるという特徴があります。持病があるけどどうしても医療保険に入りたいという方や、医療保険に申し込みをしたけれども断られてしまったという方は、このような保険を検討するというのも良いのではないかと思います。

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