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難病や特定疾患の場合、生命保険の加入は可能なのか?FPが解説

難病や特定疾患の場合、生命保険の加入は可能なのか?
生命保険に加入するためには、「年齢」や「健康状態」などが大きく関係しており、たとえば、「難病」や「特定疾患」にかかっている人が生命保険に加入することは、基本的にできなかったり、場合によっては、一般の人よりも厳しい条件で加入しなければならないことになっています。このような現状を踏まえまして、本記事では、「なぜ、生命保険の加入に制限が生じるのか」といった生命保険の仕組みをはじめ、持病を持った人でも加入することができる「引受基準緩和型保険(ひきうけきじゅんかんわがたほけん)について併せて解説していきます。

1.生命保険に加入するための重要な仕組み

まずは生命保険の仕組みから考えてみます


生命保険は、「相互扶助=お互い様」といった考え方が大前提になっており、生命保険に加入するすべての人の間で「平等=公平」でなければならないといった考え方があります。
極端な例えなのですが、平均寿命が80歳で現在0歳の乳児と75歳の高齢者では、一般に75歳の高齢者が先に亡くなってしまうと予測されます。このとき、もしも以下のような表の条件であったとしたら皆さまはどのように感じるでしょうか?

年齢 月々の支払保険料 受取保険金 総支払保険料
0歳 1万円 500万円 960万円
75歳 60万円

どちらも80歳で亡くなると仮定しますと、単純計算になりますが、0歳の乳児が保険金を受け取るためには総額960万円(1万円×12ヶ月×80年)、一方で75歳の高齢者が保険金を受け取るためには総額60万円(1万円×12ヶ月×5年)となります。
この場合、0歳の乳児は保険金を差し引くと▲460万円(500万円~960万円)となり、75歳の高齢者は440万円(500万円-60万円)のプラスになることがわかります。
このような状況では、生命保険料の負担が「平等=公平」ではないことから、生命保険の加入の仕組み上、固く禁止されております。このように考えますと、「難病」や「特定疾患」になっている人と一般の健康な人とを比べてみますと、明らかに難病や特定疾病にかかっている人の方が生命保険の保障を受ける頻度が高いと考えることができ、仮に負担する保険料が一緒であったとすれば「平等=公平」ではないと考えることができます。
このような理由から、難病がある人や特定疾患がある人と健康な人との公平性を期すために生命保険の加入に制限が生じることになるのです。

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2.引受基準緩和型保険とは

特定疾患の場合も引き受け基準緩和型という方法が。


引受基準緩和型保険とは、持病や病歴がある人のための生命保険で、一般の生命保険に比べて保険会社が定めている所定の基準を満たすことで加入することができる生命保険のことをいいます。


出典 オリックス生命保険 新CURE Support(※1)より抜粋・引用

上記図のように少ない項目に対してすべて該当した場合に加入できる生命保険が引受基準緩和型保険であり、上記は、オリックス生命の引受基準緩和型医療保険の例になります。
そのほか、引受基準緩和型終身保険、引受基準緩和型定期保険といったように生命保険会社によって取り扱っている引受基準緩和型保険の種類は異なる特徴があり、難病や特定疾患にかかっている場合は、引受基準緩和型保険に加入できる保証はありませんが、それぞれの生命保険会社によって引受基準(保険に加入してもOK・NGといった基準)が異なることから直接尋ねてみる価値は少なからずあると思われます。

2-1.引受基準緩和型保険の保障例
引受基準緩和型保険の保障例
出典 公益財団法人生命保険文化センター 生命保険に関するQ&A(※2)より抜粋・引用

細かい条件などを詳しく見てみましょう


上記図は、引受基準緩和型医療保険の保障例を表したイメージ図となりますが、引受基準緩和型保険の保障には、特殊な特徴があり、1つ目として「契約」から「契約1年後」までは、保障金額が半額になります。
たとえば、引受基準緩和型医療保険に加入して、入院給付金が1日5,000円だったとした場合、契約から1年間は入院給付金が1日2,500円になるといったイメージになります。2つ目として、保険金の支払について「契約前に発病していたものでも保障対象になる」ことがあげられます。
生命保険の重要な仕組みに照らし合わせると「平等=公平」ではないように思われる方もいるでしょう。しかし、一般の生命保険に比べて引受基準緩和型保険は、支払保険料が高めに設定されており保障を確保する分、多くの保険料を支払っているといった点で「平等=公平」を保っていることになります。

3.無選択型保険ならば「ほぼ」加入可能

無選択型保険なら更に加入できる可能性が増します


生命保険には、前述した引受基準緩和型保険のほかに「無選択型保険」といったものがあります。一般に生命保険に加入する際には、前項で紹介したように「健康状態の告知」といったものが必要で、告知書と呼ばれる書類に現在や過去の健康状態を正しく記入することが求められますが、無選択型保険は、この「健康状態の告知が不要」であることから、ざっくりいってしまえば「誰でも加入することができる生命保険」であるといえます。
ただし、無選択型保険に加入するための年齢制限が設けられている場合もあることから、「ほぼ」加入できる生命保険が無選択型保険であることになり、こちらも引受基準緩和型保険と同様に「無選択型終身保険」「無選択型医療保険」といった種類があり、それぞれの保険会社によってその取り扱いが異なっております。

3-1.無選択型医療保険の注意点
無選択型保険は、健康状態の告知が不要で基本的に誰でも加入できる仕組みになっている生命保険であることから、生命保険料が、一般の生命保険や引受基準緩和型保険に比べて割増であったり、時として保障が受けられないといった場合もあり得る点には注意が必要です。
つまり、難病や特定疾患の状態で仮に無選択型医療保険に加入したとしても、結果としていざといった時に保険金を受け取ることができないといった状況が生じる場合もあり、これでは、そもそも無選択型医療保険に加入している意味がなくなってしまいます。
このような事態を避けるためにも、保険金が給付される場合を契約加入前にしっかりと確認し、できることなら保険の専門家でもあるFPへ相談してみることを強くおすすめ致します。

4.まとめ

本記事では、難病や特定疾患の場合、生命保険の加入は可能なのかについて解説させていただきましたが、結論を以下へ箇条書きでまとめていきます。
・難病や特定疾患の場合、一般の生命保険に加入するのは「不可」
・難病や特定疾患の場合、引受基準緩和型保険に加入するのは「ほぼ可能」
・難病や特定疾患の場合、無選択型保険に加入するのは「可能」

やはり、専門家への相談がベターかと思います


あくまでも本記事中に紹介した年齢や注意点などの条件を満たしているものとして大まかにまとめましたが、個々の状態によって良い生命保険に加入できる可能性がありますので、あくまでも本記事は参考程度に活かしていただきまして、直接、保険の専門家であるFPへ相談し提案をしてもらうようにしてください。こちらの問題は、単に生命保険への加入がOK・NGといった問題だけで解決してはならないことであると専門家FPとしては感じております。

こういった条件での保険加入については個別相談が一番です。個人個人の病状によって状況が変わります。

 

(※1)http://www.orixlife.co.jp/si/n_cure_support/?oKL=5112418
(※2)http://www.jili.or.jp/knows_learns/q_a/life_insurance/life_insurance_q9.html

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