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生命保険の死亡保険料下げ?長寿化による11年ぶりの値下げをFPが解説!

保険料が11年ぶりの値下げ??
その理由は???

2017年4月に生命保険料の値上げが行われましたが、2018年4月には11年ぶりに保険料の値下げとなります。値上げしたり、値下げしたりというようなことが行われるのはどうしてでしょうか。 生命保険料の算定の仕方から一つずつ説明していきたいと思います。

1.生命保険料の算定に関わる3つの要素

予定死亡率!?なんじゃそりゃ!!!


①予定死亡率
予定死亡率とは1年間に死亡すると予想される被保険者の割合を示したものです。
実際の死亡率と予定死亡率の差は死差益となり、保険会社の利益となります。ですので、保険会社の決める予定死亡率は実際の予定死亡率より少し高めに設定されています。

この予定死亡率はどのように決められるのかというと、厚生労働省から発表される生命表から計算され決定されます。ですので、保険会社によって予定死亡率が違うということはなく、基本的に同じということになります。
生命保険の死亡保障の死亡率の算定に使う「標準生命表」は、生命保険の契約者のデータを基に「日本アクチュアリー会」という生命保険の専門家の公益社団法人機関が算定しています。この標準生命表は男女別・年齢別に平均余命などをまとめたものとなっています。 予定死亡率が下がれば、保険会社が支払う死亡保険金の金額が少なくなるわけですから、結果的に保険料を安くできるということにつながります。 加入年齢や性別によって保険料が違っているのは、この予定死亡率が関わっているためです。

②予定利率
保険会社は契約者から支払われた保険料をそのまま置いておくわけではなく、貸付や有価証券などで運用します。その運用によって生じた利益が契約者の保険金(責任準備金)となり、保険会社の利益にもなります。
この運用でどのくらいの収益を出せるかという利回りを予想した数字が予定利率です。
予定利率は各保険会社が自由に設定できるものではなく、金融庁から「標準利率」という基準を決められています。この標準利率を基にして保険会社は予定利率を決定しています。
予定利率が高ければ高いほど、それだけ運用利益を出せるわけですから、保険会社は保険料を安く設定、または保険金や解約返戻金を高めに設定することができます

③予定事業費率
保険会社が保険業を行っていくにあたって、人件費や広告費、管理保全など色々な諸経費が必要となります。その諸経費をあらかじめ見込んだ率を予定事業費率といいます。
予定事業費率が上がれば上がるほど、契約者からの保険料から引かれる事業経費が多くなりますので、保険料も高くなります。また、逆に予定事業費率が下がれば、保険料も安くなります。

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2.2018年4月の保険料の値下げについて

死亡保険の保険料が11年ぶりに値下げ!!


2018年4月に生命保険の死亡保険の保険料が11年ぶりに値下げとなりました。これは先ほどお話しした、生命保険の保険料の算定に関わる要素の中の「予定死亡率」が大きく関わっています。
この予定死亡率の計算に利用する日本アクチュアリー会が作成している「標準生命表」が2007年以来11年ぶりに改定する方針となりました。
医療技術の進歩で寿命が延びたことに加え、自殺者も減少したことで、標準生命表の数値とのズレが大きくなってきたため改正の方向となったとのことです。
この新しい標準生命表を基に、保険会社は予定死亡率を計算し直し、予定死亡率が下がることになります。保険会社はこの利益を契約者に還元するとのことですので、死亡保険については保険料が下がることになります。
死亡保険と言っても色々ありますが、一番大きく保険料が値下がりすると考えられるのは「定期保険」です。最大で25%ほどの値下げとなる予定だそうですが、なぜ定期保険はそこまで値下げが可能なのでしょうか。
定期保険は期間が定まっている保険です。例えば、保険期間10年の定期保険の場合、40歳で契約した場合50歳までが契約期間となります。40歳の死亡率が低い場合、保険会社にとって支払う保険金の額は少なくなりますから、契約期間のこの10年間は保険料を安く抑えることができるということになります。
また、今回の標準生命表の改正による死亡保険料の値下げは高齢者よりも30歳から40歳の年齢層の方が値下げ幅は大きくなる予定です。
ですので、終身保険の保険料については定期保険の値下げ率まではいきませんが、5%ほどの値下げとなるとのことです。
とはいえ、保険会社によって商品設計は様々ですので、保険料が改定になった際にはそれぞれの商品について確認した方が良さそうです。

3.死亡予定率の低下による死亡保険以外の商品への影響

病気の保険はどうなるの?値上がりする?


医療保険は値上がり?
現状維持???

死亡保険の保険料が値下がりする要因は先ほどお話ししましたが、他の保険商品への影響はあるのでしょうか。
長寿化で死亡予定率が下がるということは、高齢者が増えるということです。高齢になればなるほど、病気になるリスクが増えます。結果、保険会社にとっては入院給付金や手術給付金の支払いが増えていくことにつながります。
これらを保障している医療保険などの商品は保険料が値上がりすることが考えられます
ですが、これはあくまで理屈であり、保険会社各社の競争が激しいことから、医療保険の保険料の値上がりは当面考えにくいようにも思えます
保険会社内での死亡保険と医療保険との商品設計のバランスもあるため、今後の動向を見ていくしかないのが現状です。

4.死亡保険の見直しについて

安いから加入するのではなく!必要か見極めよう!


死亡保険が値下がりすると聞いて、死亡保険に加入しようと考えている人もいるでしょう。
安くなると聞くと、人はなぜか物を買ったり、契約をしたりしたくなるものですが、本当にその保障が自分自身や家族にとって、本当に必要なものなのかどうか冷静に考えてみてください。
テレビや新聞、営業マンのセールストークに惑わされて、肝心の保障内容の確認がきちんとできていなかったりすることはよくあることです。 保険とは安いから加入するというものではなく、あくまで万が一のための保障のためです。
実際に、今後も医療技術の発達は続きますから、さらに死亡率も低下していくことも十分考えられます。ですので、死亡保険の保険料の値下がりは今後も続いていくことが予想されます。逆に介護保険や医療保険は値上がりすることがありえます。
しかし、急いで契約をする必要はありませんので、保険の見直しをする場合はしっかりと保障内容を確認した上で契約の更新または新規加入を検討することが大切です。

安くなると聞くと、人はなぜか物を買ったり、契約をしたりしたくなるものですが、本当にその保障が自分自身や家族にとって、本当に必要なものなのかどうか冷静に考えてみてください。 テレビや新聞、営業マンのセールストークに惑わされて、肝心の保障内容の確認がきちんとできていなかったりすることはよくあることです。 保険とは安いから加入するというものではなく、あくまで万が一のための保障のためです。死亡保険の保険料の値下がりは今後も続いていくことが予想されます。逆に介護保険や医療保険は値上がりすることがありえます。 しかし、急いで契約をする必要はありませんので、保険の見直しをする場合はしっかりと保障内容を確認した上で契約の更新または新規加入を検討することが大切です。

 

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